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All Out でゲームを作る:PC Editor と Cloud Build

All Out の本体は「遊ぶ場所」ではなく「作って公開する場所」でもあります。制作手段が2つに分かれている点が、他のプラットフォームとの違いです。

更新 · 2026-10-28

制作手段は2つ、いつでも切り替えられる

公式の制作ページは、ゲームの作り方を2つに分けています。ローカルの Windows / Mac で動く「PC Editor」と、クラウド上で AI と一緒に作る「AI-native Cloud Build」です。公式は「You can switch between them at any time!」と書いており、途中で行き来できます。

Cloud Build は仮想マシン上で All Out のエディタを起動し、最新の AI モデル、素材カタログ、MCP ツールを組み合わせてゲームを作る形です。PC Editor は手元のマシンで動かすため、通信の影響を受けにくい代わりに、PC の性能がそのまま制作速度になります。

PC Editor と Cloud Build の違い(公式説明より)
項目PC EditorCloud Build
動作場所Windows / Mac のローカルクラウドの仮想マシン
必要なものPC と、ある程度のプログラミング経験ブラウザ(AI モデルと素材カタログを利用)
得意なこと細かい調整、重い処理、手元での反復AI による生成、アイデアの試作
費用無料(PC は自前)無料枠に制限あり。追加はサブスク
切り替えいつでも可能いつでも可能

素材25万点と独自スクリプト言語

制作環境には、テクスチャ・アニメーション・効果音が25万点用意されています。自分で素材を用意しなくても、見栄えのするゲームを作れるのが前提の設計です。

プログラミングは、マルチプレイ向けに設計された独自スクリプト言語を使います。汎用言語ではないため、既存の知識がそのまま使えるわけではありませんが、そのぶんマルチプレイの同期を意識せずに書ける作りになっています。

公開は「one-click multiplayer」で、iOS / Android / PC にマルチプレイ対応のまま出せます。プラットフォームごとに作り直す必要がない点は、個人で作る場合に効きます。

誰が作っているか

公式は自分たちを「Minecraft、Among Us、Roblox のコミュニティ出身のグループ」と説明しています。ユーザー生成コンテンツが育つコミュニティの出身者が、制作ツールを作っている形です。

この出自は、ツールの設計にも表れています。素材が最初から大量にあり、公開が1クリックで、マルチプレイが標準装備という構成は、コミュニティ側の「作ってすぐ遊ばせたい」という要求に寄っています。